第18回日本生活支援工学会大会
日本機械学会 福祉工学シンポジウム2018
第34回ライフサポート学会大会

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特別講演|「進化し続ける福祉技術 -その行方と社会実装の方法-」

“Evolving assistive technology ‐ its future and methods of social implementation method -”

主催:LIFE2018

演者:伊福部 達(東京大学・高齢社会総合研究機構)

司会:川澄 正史(東京電機大学)

日時:2018年9月7日(金)10:40-12:10

会場:会場1(63号館201室)

最近のICT、AI、ロボットなどの目覚ましい進歩と普及に支えられ福祉技術も進化し続けている。しかし、それを社会実装するためのビジネスモデルは中々うまく働かない。一方、超高齢社会に入って暫く経っ ているのに、生きがいを持って長い老後を送れる社会モデルが定まらない。講演では演者が約50年にわたり歩き続けてきた福祉工学研究の経験からその技術の行方と社会実装の方法について私見を述べたい。

S1|シンポジウム「認知症の住まいと技術支援」

主催:日本生活支援工学会

司会:橋本美芽(首都大学東京)

日時:2018年9月7日(金)13:30-15:05

会場:会場1(63号館201室)

1.主旨

我が国の認知症高齢者の人口は増加の一途をたどっています。認知症高齢者の半数は在宅生活を送ると推定され、在宅認知症高齢者の支援は喫緊の課題です。厚生労働省は認知症高齢者の生活支援を重点課題とした新オレンジプランを策定すると共に、地域社会全体で支援やサービスを提供する地域包括支援システムの構築を目指しています。このような社会情勢を背景に、認知症高齢者の生活を支援する環境づくり、工学技術開発への期待は高まっています。このシンポジウムでは、在宅認知症高齢者の生活の基盤となる、住まいと生活環境への支援を目的とした研究及び技術開発に関わる3名の講師を招き、最新の知見をそれぞれのお立場からご講演いただきます。

2.日程・会場

2018年9月7日(金) 13:30-15:05

会場  会場1(63号館201室)

3.プログラム

司会:橋本美芽(首都大学東京)(13:30-13:35、5分)

講義1.認知症の居住環境支援(13:35-14:00、25分)

講師:大島千帆氏(埼玉県立大学)

認知症高齢者の住まいと生活環境の現状についてのご解説と、家族の居住環境に関するニーズ、環境整備の現状等、大島先生のこれまでの研究成果から得られた知見についてご講義いただきます。

講義2.専門職からみた認知症の生活環境ニーズ(14:00-14:25、25分)

講師:鈴木基恵氏(横浜市総合リハビリテーションセンター)

介護保険制度における住宅改修と福祉用具・福祉機器の支援を担う専門職が求める認知症高齢者の技術支援、福祉用具、福祉機器等についてご講義いただきます。

講義3.ロボットシステムによる生活支援(14:25-14:50、25分)

講師:井上剛伸氏(国立障害者リハビリテーションセンター研究所

認知症の生活支援ロボットシステムの動向と、開発研究プロジェクトのご解説と成果、これからの技術支援に求められる視点をご講義いただきます。

ディスカッション(14:50-15:05、15分)

会場からの質問を受け付け、ディスカッションを行います。

S2|「LIFE2018特別企画 文部科学省私立大学研究ブランディング事業 早稲田大学・東京電機大学合同シンポジウム」

主催:LIFE2018

日時:2018年9月7日(金)15:15-17:15

会場:会場1(63号館201室)

1.両大学研究ブランディング事業の紹介(15:15 – 16:45)

司会: 岩田浩康(早稲田大学 創造理工学部 総合機械工学科 教授)

早稲田大学 「多様な全世代が参画する社会へのデザイン−医理工社連携による新知と実践−」

  • 15:15-15:20 「ブランディング事業・医理工社連携による社会のデザイン」
    井上貴文(ブランディング事業代表/理工学術院 教授)
  • 15:20-15:40 「電子ナノ絆創膏を利用したスマートナノデバイスの構築と可能性」
    武岡真司(医療工学グループ・理工学術院 教授)
  • 15:40-16:00 「ひとも元気に、まちも元気に」
    後藤春彦(社会実装グループ・理工学術院 教授)

東京電機大学 「グローバルIoT時代におけるセキュアかつ高度な生体医工学拠点の形成」

  • 16:00-16:10 「グローバルIoT時代におけるセキュアかつ高度な生体医工学拠点の形成」
    土肥健純(ブランディング事業共同代表/総合研究所、医療・福祉機器開発・普及支援センター長 特命教授)
  • 16:10-16:25 「安全・安心の維持や管理のしやすさ(MSS)を考慮した医療機器の研究」
    植野彰規(工学部 電気電子工学科 教授)
  • 16:25-16:45 「医療用IoTシステムのためのセキュリティ技術の開発」
    佐々木良一(ブランディング事業共同代表/総合研究所、サイバーセキュリティ研究所長 特命教授)

2.パネルディスカッション:『より良き社会への連携に向けて』(16:45 – 17:15)

司会: 土肥健純(東京電機大学 ブランディング事業共同代表/総合研究所、医療・福祉機器開発・普及支援センター長 特命教授)
井上貴文(早稲田大学 ブランディング事業代表/理工学術院 教授)

パネリスト:
早稲田大学
後藤春彦(社会実装グループ・理工学術院 教授)
中尾洋一(生命科学グループ・理工学術院 教授)
武岡真司(医療工学グループ・理工学術院 教授)
東京電機大学
佐々木良一(ブランディング事業共同代表/総合研究所、サイバーセキュリティ研究所長 特命教授)
植野彰規(工学部 電気電子工学科 教授)
大西謙吾(理工学部 電子工学系 准教授)

■ 内容はこちら(PDFファイル)

軽食付セミナー

主催:日本生活支援工学会

日時:2018年9月8日(土)11:30-13:00

会場:会場1(63号館201室)

  • 講演1:経済産業省 ロボット政策室 栗原 優子  :「ロボット技術活用による介護分野の課題解決を目指して」
  • 講演2:大阪大学 医学部 保健学科 大野 ゆう子 :「日本において生活支援工学機器をいかに迅速に研究開発し安全性・有効性を検討し適切な価格で一般利用できるかについて大学・行政・企業・臨床・NPOが協力し努力・討議・実現していく学会」
  • 講演3:日本福祉用具・生活支援用具協会 専務理事 清水 壮一 :「JASPAの活動について」

パネルディスカッション

司会:後藤 芳一 (日本福祉大学)

告知ポスター

告知ポスタ

上の画像をクリックすると、
ポスター(PDF)を閲覧できます。

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